学科試験Ⅰ 対策

学科試験Ⅰ対策 予想問題 合計50問が完成しました。

編集の都合上、以下のWebサイトの方が充実しておりますので、可能であれば以下で詳細をご覧ください。

https://www3.hp-ez.com/hp/sangyoucounseller/page1

 

 

以下はこの作成された問題についてのコメントです。

●選択肢が長いのは何故か?

わざわざ選択肢を長くしました。それは正解の選択肢がそのまま勉強になる可能性があると思ったからです。この予想問題を通してそれぞれの語句や理論の説明について理解を深めてもらう意図がありましたので、選択肢を長くして説明の中で試験範囲の網羅をさせてもらったというわけです。

●問題作成時に何を意図したか?

「誤りのある文章」を選択してもらう問題が多かったわけですが、誤りの部分については理論や語句を正確に記憶してもらうことを意図して作成しました。記載に誤りのある文章を見つけたらそれを正確に理解するため、テキストやその他の資料で再度それを確認してしっかり記憶してください。

●テキストや資料集に掲載していることよりも、過去に出題されたテキストに掲載されていないもの、それぞれの産業カウンセラーの指定講義の中で配布された資料にしか掲載されていないものを重視しました。また用語についてもなるべくテキストに掲載されたものをそのまま利用することは避けました。

テキストを見ながら問題を作成することは簡単です。つまりその程度のノウハウで作成したわけではございません。そこはちゃんと工夫をしております。またテキストに掲載されたままの文章を記憶しているのではなく、その内容をきっちり理解しているかどうかを試すことが出来るように配慮して、なるべくテキストの記載内容と違う書き方をしております。更に過去の問題から出題されてテキストに掲載されていないもの、それぞれの地域の産業カウンセラー講義において配布された資料に掲載されているものでテキストに掲載されていないものを重視しました。テキストだけの勉強では不安と言う方が結構多いので、テキスト中心の勉強の補足に使っていただければと思います。

●解答と解説は有料ですが、それなりに価値のあるものを用意しました。

解答と解説は例年通り有料とさせていただきました。解説にはかなりまとめた形式で用語の説明がされております。また分かりにくい説明をわかりやすくする工夫をさせていただきました。

例えば…行動随伴性の説明ですが、以下のような感じです。

正の強化:給与A増 仕事C増             :良いものを増やしてやらせる

負の弱化:給与A減 さぼりD減              :良いものを減らしてやめさせる

正の弱化:注意B増 さぼりD減               :悪いものを増やしてやめさせる

負の強化:注意B減 仕事C増                :悪いものを減らしてやらせる

 

学科Ⅰで頻出する問題はどんな問題なのか?

平成14年~昨年の過去の問題から調査してみました。以下が多く出ております。

●ストレスについて

●心理テストについて

●精神病について

ストレスについてはかなり細かく出題されております。また心理テストについては、様々な個々の心理テストの内容ではなく、それを使うときの注意点等が良く出ています。つまり産業カウンセラーとして仕事するようになった後にでも心理テストをやるときなんかは注意しなさいよ!という観点から出題されているように思え ます。だとすると実践的な問題とも言えますね。これらについては以下に記載した問題にも含めておきました。でもね....毎年毎年産業カウンセラーの学科試験が終わって毎回毎回文句言う人が結構いるんだけど...とにかく怖いのが「産業カウンセリングのテキストに掲載されていない事項の問題」

正誤問題とかの正の選択肢として出てくることが多いからね。

「基本的に全く勉強した覚えがない文章については、極端な表現が無い限りは正しいとする。」

で良いのではと思います。といってもね...日本産業カウンセラー協会の出している「産業カウンセリング」2011年10月12日改訂第5版第5刷発行に出ていない事柄で試験に出てきたものって以下くらいある。結構ひどいよね。

●スティーヴ・ド・シェイザー

●ジョン・ワトソン(行動主義心理学

●プレマックの原理

●モノアミン仮説

●フィードラー

●カフェテリアプラン

●ストランズ(ロジャーズ)

その他、多数です。更に良く出てくるのが産業カウンセラーの仕事に影響がありそうな法律の改正について...試験前にこれはちょっとおさえておいた方が良いでしょう。